中村善策ー風景画家のパレット
会期:2024年1月12日(金)〜9月23日(月・祝)
古来から画家たちは平面の絵画に絵の具を使って様々な工夫を盛り込みます。例えば、絵の具の色使いで遠近感を表現したり、絵画上での対象の固有の色だけでなく、空気感や時間までも色によって表現しようと試みてきました。時には人間の視覚のトリックを用いることもあります。絵画作品を近くでよくみてみると、驚くような色使いをしていることもあります。
中村善策の風景画は、明るく鮮やかな色使いが特徴です。遠近感を色使いではなく、ダイナミックな構図で表現しています。善策が執筆した絵画の指導書を読むと、大胆に見える筆致も、画家としての綿密な計算に基づいていることがわかります。
色使いによって季節感を表現することを、善策は大切にしていました。
本展では、中村善策の作品の色使いに注目し、善策の鮮やかな色使いで描かれた四季折々の魅力に迫ります。
観覧料 ※1.2.3F共通券 | 文学館との共通券 | |
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一般 | 700(560)円 | 800(640)円 |
高校生 | 350(280)円 | 400(320)円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
小樽市内高齢者 | 350(280)円 | 400(320)円 |
障がい者 | 無料 | 無料 |
・( )内は20名以上の団体料金